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銀行との付き合い方。社長や経理部長が意識すべき5つの心構え

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「今月中にカネ貸して!試算表?そんなもんワシの頭の中に入っとる!」――これは、ある銀行の担当者が、融資先企業の社長から言われた言葉です。

お金を貸す側の立場で考えると分かることですが、このような状況での融資は難しい(または相当の時間がかかる)でしょう。貸したお金を本当に返してもらえるのか、不安しかありません。

冒頭の話は私が経理の仕事をしていたころに、銀行の担当者が教えてくれた極端な例ですが、「融資先からの情報提供が少ないなあ…」と感じている銀行は多いようです。

貸したいけれどリスクは取りたくない

銀行の経営は、お金を貸すことで得られる利息収入が支えていますから、基本的に銀行はお金を貸したい。しかも、ちゃんと返してくれるところに貸したい。

だから、銀行の担当者は「この会社には、お金を返す能力があるのかな」ということを、いつも気にしています。

ということは、私たちは銀行の感じている不安を解消するような付き合い方を心掛けなければなりません。

「返してくれそうなところにしか貸したくない」…こういう態度に腹を立てるのではなく、上手に付き合いましょう。

5つの基本的な心構え

1.接触頻度を上げる

先方からの訪問がなくても自主的に連絡し、試算表等の資料を渡しましょう。月に1回、試算表を取りに来てください、と言っても構いません。

2.提供する情報を増やす

試算表以外で一番喜ばれるのは、「資金繰り実績予定表」と「銀行別の借入詳細」、そして「事業計画」です。

貸したお金をどのように使い、利益に結び付けるのか。あとは他の金融機関の動きも非常に気になるところです。

3.資料の信ぴょう性を高める

「この資料を使って毎月○日に経営会議をしています」
「毎月○日以降は、前月の会計データを修正できないようにしています」
こういった努力をしているなら、それも伝えましょう。

4.社長の考え方を伝える

経営方針や事業の将来性、採用に関する考え方などを、社長自ら伝えましょう。会社の規模によっては経理部長が代弁しても構いません。

5.つき合いはほどほどに

「定期預金をお願いします」
「経営者会に参加してください」
「総合振込を○件お願いします」
などとお願いされる場合がありますが、すべてに応える必要はありません。

余談ですが、私は銀行の担当者に手書きのハガキを送ったことがあります。内容は「いつもありがとうございます。また来てください」ぐらいの薄っぺらいものですが、大変喜ばれ、銀行内で回覧されたそうです。直接融資に結び付くことはありませんが、心証は良いです。

「大勢の融資先の中の1社」に埋もれるのではなく、できるだけ好印象を持ってもらうような付き合い方をすることが大切ですね。

編集後記

部屋の片隅で見つけました。
息子(その2)が遊んだ跡です。
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子供って、何でもオモチャにして遊びますよね。

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